待ち兼ね祭・難民支援バザー
11月1~3日に行われた、大阪大学の学園祭にTRYが参加しました。 豊中キャンパスの学生会館において、バザーと難民の方の話を聞く会を行いました。
バザーは1~3日の間行い、衣類、アクセサリー、雑貨などみんなで持ち寄った物を 売ると同時に、日本にいる難民の現状について書いたパネルを掲示しました。 ブーツやコートなどこれからの季節にピッタリの物もあり、 多くの方に喜んで買っていただきました。中には、難民の方の話を聞いて、 お釣りを寄付してくれる方や、パネルを興味深そうに見て下さるかたもいらっしゃいました。 「えっ、日本に難民がいるの!」と驚かれる方も多く、もっと日本の難民事情についての 普及活動がまだまだ足りないと、反省させられるところもありました。
さて、売り上げの方は
- 1日目 13,444円
- 2日目 9,150円
- 3日目 10,320円
23,914円
を難民の方のために使わせていただきます。ご協力ありがとうございました。
そして、1日に行った難民の話を聞く会では、難民申請者の○○氏と数少ない難民認定者の □□氏のお二人に、祖国で命を狙われるようになった理由や、 家族や友人と離れ離れになっている寂しさ、出稼ぎに来た不法入国者と同一視された 悔しさなどについて、1時間ほど語っていただきました。拙い日本語であっても、本人から 語られるその話や、「僕の話を聞いてくれるだけでも嬉しい。」という言葉に、話を 聞いていただいた人たちには難民の悲惨さと日本で生きることの辛さを感じたようでした。 参加したのは最近TRYに入った人も含めて、10人ほどでしたが、今の生活状況などを 質問するなど、非常に強い関心を寄せていました。願わくば、この会で聞いたことを心に 留めて、「自分に何ができるか」、「どうしてみんな知らないのか」といったことを 考えてもらえたらと思います。